塗り替え前の状況
岩泉町で屋根と外壁塗装のご依頼を頂きました。
調査に伺ったところ屋根は唐草部分が錆びて腐食していた為、板金屋さんとお客様と相談した結果、大屋根は葺き替えをさせて頂く事となりました。
外壁はモルタル部分とサイディング部分とがありますがモルタル下地部分には15箇所位ひび割れが有りましたので補修後に塗装となります。
エポキシ樹脂で下地処理
高圧洗浄で表面の汚れや劣化膜の除去を行った後にひび割れ部分の補修作業を行いました。
今回はエポキシ樹脂注入を手軽に施工可能なスムースエポという材料を使用してみました。
クラック補修にはクラック幅などによって様々な補修方法がありますがエポキシ樹脂注入は効果が高く、手離れも良いが材料が高価な事と樹脂注入の知識と経験がないと施工出来ないと言った特徴があります。
今回は0.5mm以下の非挙動クラックでしたので簡易的な注入工法での補修を行いました。
外壁下塗り工程
モルタル部はカチオンシーラー塗布後に微弾性フィラー塗装で下塗りとしました。
モルタル部のほうは劣化やひび割れなど下地状態が思わしくなかったので、補修を行った後下塗りを2回という工程で作業をさせて頂きました。
金属サイディング部分はエポキシ樹脂系錆止め塗料で下塗りを行いました。
中塗り、上塗り塗装工程
モルタル部分は2液型ウレタン樹脂、金属サイディング部分はラジカル制御型シリコン樹脂で中塗りと上塗りを行いました。
屋根の下地状態が悪くなかった部分も塗装完了、大屋根の葺き替えも完了しました。
塗装工事完了
塗り替え前の状況
日差しが強い面は退色があり、モルタル部分には複数のクラックが入ってしまっている状態でした。
大屋根は唐草から腐食があり強風が吹くとトタンが飛ばされないか心配な状態でした。
塗り替え完了後の状況
大屋根は屋根葺き替えをして貰ったのでこの先数十年は安心できる状態となりました。
外壁もクラック補修をした部分がどこなのか分からない状態で修繕する事ができました。
お家の雰囲気も重厚かつ明るくなりました。
この度は工事のご依頼を頂きまして誠に有難うございました。
また何かございましたらお声掛け頂けますよう宜しくお願い致します。